工場自動化のアプリケーション・ITシステム導入 見積もり算出方法と前提条件

工場自動化のアプリケーションやITシステムを導入する場合は、見積もりの算出方法や見方を把握しておくと便利です。また、見積もりに必要となる前提条件を設定しておくことで、スムーズな開発につながります。そこで今回は、見積もりの計算方法や前提条件を解説します。

アプリやITシステムを業務へ取り入れる際に必要な見積もりの算出方法

見積もりの算出

アプリケーションやITシステムを業務へ取り入れる際には、見積もりを意識することが大切です。開発のためにどのくらいの費用と日数がかかるのか、見積もりによって大体の情報を把握できるようになります。

そこで、代表的な見積もり算出方法について解説します。

類推式

以前行われた類似のプロジェクトをもとに、見積もりを計算する方法です。参考になる情報があるため、他の方式よりも時間をかけずに見積もりを出せるところがメリットとなります。また、想定したコストや工数に大きな違いが出ることが少ないため、正確性も担保できます。ただし、見積もりを出す人の経験値によって計算の精度が変わる場合もあるので、信頼できる人に依頼することが大切です。

パラメトリック式

数式を使って見積もりを算出する方法です。例えば「Bを1,000個製造する」という依頼の場合、過去の情報をもとにして「Bを1個製造するためにかかる費用」を計算します。

もし「1個あたり100円の費用がかかる」ということになれば、「Bを1,000個作るには10万円かかる」という見積もりが出ます。数式をもとにしているため、担当者の経験値に影響されず見積もりを出せるのが利点です。一方で、過去の情報が少ないと精度が落ちる可能性がある、という注意点もあります。

工数試算係数式

工数から見積もりを出す方法です。まずは、作業時間と作業単価を掛け合わせて算出された費用に固定費用を加え、各フェーズのコストを出します。次に、各フェーズのコストをすべて足し、プロジェクトの見積もりを算出するのが基本的な方法です。過去に経験のあるプロジェクトなら見積もりの誤差を抑えられますが、経験がないとズレが生じる可能性があります。

アプリ・ITシステム開発の見積もりの前提条件

開発会議

見積もりを作成する前には、前提条件の決定が必要です。発注する側と請け負う側の間で前提条件が決まっていないと、開発が進行するにつれて誤差が生じ、トラブルが起きやすくなります。

対象となる範囲

まずは、見積もりを算出する対象範囲はどこまでなのか決めておきます。対象が不明確だと、後になって必要な機能が見積もりに入っていなかったことが発覚した、などの問題につながります。

対象とならない範囲

不明確な部分を排除するため、対象とならない範囲もしっかり決めておきます。何が対象外なのか把握しておけば、発注側と請け負う側の思い違いを解消できます。

使う技術

言語やクラウドなど、使用予定の技術を決定します。プロジェクトがスタートしてから使用予定だった技術と全く異なる、といったことがないよう細かい確認が必要です。

開発の進め方

どのようにして開発を進めていくのか、相互で確認を取り、前提条件として決めておきます。

期間

プロジェクトがスタートしてから終了するまでの期間を決めます。テスト期間も考慮に入れる他、遅れたときの対策についても確認することが大切です。

要件

現時点で考えられる前提を出します。ただし、前提に捉われすぎずプロジェクトにふさわしいプランを検討することが重要です。

運営の役割分担

プロジェクトの進み具合の管理など、誰がどのように運営を行うのか役割分担を決めます。

開発やネットワークの環境

開発を行う環境や、ネットワーク環境を明確化します。

テストの方法

必要となるテストやテストパターンをいくつ準備するのかなどを決めます。テストの前提条件がないと、工数が膨らむこともあるため注意が必要です。

納品予定の物

納品予定の物とどの程度の完成度で行うかを決めます。クラス図など納品物を具体的にイメージできる程度まで明確化しておきます。

アプリケーション・ITシステム開発の見積もりは有限会社キャットテイルへ

システム開発に必要な見積もりには様々な種類があり、導入を決定するうえで重要なポイントになります。また、見積もりを作成する前には前提条件を決め、トラブルが起きないようにすることも大切です。不明確な部分があると、開発に支障をきたす可能性が大きくなります。

アプリケーションやITシステム開発の見積もりを検討している場合はぜひ、有限会社キャットテイルへご相談ください。豊富な納入実績をもとに、お客様の希望を叶えるお手伝いをさせていただきます。

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製造業のシステム開発・導入のお役立ちコラム

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